マンション・不動産を納得して売却するには

マンション・不動産を納得して売却する為の情報ブログ

不動産業者は高く売るよりも早く売りたいのが本音

一般的に不動産売却を考える人は、不動産仲介業者を呼んで査定見積もりをしてもらいます。しかし、この査定にも少なからず問題が潜んでいます。

f:id:master-of-piano:20160827165745j:plain

なぜならば、不動産仲介業名の査定額は、ほとんどの場合、家の売却価格とは一致しないからです。しかし、多くの人はそのことに気づいていません。

 

例えば、引っ越しや保険の査定(見積もり)を依頼した場介、その査定額と契約時の金額が異なることはまずありません。なぜなら、あなたと引っ越し業
者、あるいはあなたと保険業者とはお互いが取引の当事者だからです。

 

しかし、不動産仲介業者はあくまでも仲介をするだけであって、不動産売買の取引の当事者ではありません。当事者となるのは、まだどこにいるとも分からない将来の買い手です。

仲介会社がいくら「5000万円で売れますよ」と査定したとしても、実際にその価格で買ってくれる買い手が現れるかどうかは保証されていません。不動産仲介業者の査定額は、実はそれほど当てにならないものなのです。

 

そんなことは分かっている、と言う人もいるかもしれません。確かに、仲介会社の査定額はあくまでも目安なのだから、多少の誤差があるのは当然でしょう。
しかし、誤差の範囲で済まない場合もあります。査定では高額だったのに、実際は査定額の8~9割でしか売れなかったじやないか、とトラブルになることもあります。

 

なぜそのようなことが起こるのでしょうか。
それは売り手と不動産仲介業者の目的が一致していないからです。

 

売り手は、家をできるだけ高く売りたいと思っています。なぜなら、それが売り手にとって最も大きなメリットになるからです。それに対して不動産仲介業者は、できるだけ早く売りたいと思っています。

 

高く売るよりも、早く売ったほうが不動産仲介業者にとってはメリットが大きいのです。

それはおかしい、と思う人がいるかもしれません。

不動産仲介業者の得る報酬の上限(仲介手数料)は、おおよそ不動産の売却価格の3%と決められていますから、高く売れれば売れるほど報酬額も増えるはずだと考えられているからです。

 

しかし、よく考えてみてください。家が100万円高く売れた場合、売り手の得られるメリット100万円ですが、不動産仲介会社の得られるメリットは3万円でしかありません。一方で、販売期問が1ヵ月長くなると、不動産仲介業者はその問に何人ものお客様を案内しなければなりませんし、家を売るための広告掲鯱料金もかさんでしまいます。

 

不動産仲介業者にとって、物件を100万円高く売ることのメリットはほとんどありません。それよりもできるだけ早く売ってしまったほうが、仕事が少なくて済むのですから、よほど利益が高くなるというものです。


不動産仲介業者の営業担当者が自分の家を売ったときのデータと、彼らがお客様の家を売ったときのデータを比較すると、なんと彼らは、自分の家を売るときには、他人の家を売るときよりも平均して10日間長く売りに山していることが分かったのです。逆に言えば、他人の家を売るときは、自分の家を売るときよりも10日間短く売っているわけです。

 

ちなみに売却価格を比較すると、自分の家を売るときのほうが3%強高い価格で売っているそうです。例えば3000万円の家なら100万円高く売っていることになります。

 

だからといって、ずるいじやないかと不動産仲介業者を責めるわけにはいきません。自分の家であれば10日間がんばって長く売れば100万円を獲得する
ことができますが、他人の家の場合は10日間がんばって長く売っても3万円しか手に入らないからです(しかもその3万円は会社に入るだけで、担当者の懐に歩合として入るのはせいぜい1万円ほどかもしれません)。

 

売り手側の不動産業者は、売買が成立するまでは普通次のように言うそうです。

「こんないい物件はめったにありません。不動産市場は他上がりの傾向にあるから、今のうちに早く員ったほうがいいですよ」

ところが、売買が成立した途端、次のように言うことを変えたそうです。

 

「今まで住んでいた家はどうするんですか?えつ、自分で買い手を探すんですか?現在のように市場が暴落しているときには、きちんとプロの業者の手を借
りたほうがいいですよ」

なんとも矛盾している話だとは思いませんか?勝手ですよね。